【人吉球磨刃物】
樺山鍛冶工場/リブラ工房

かば
やま
あきら

 

球磨郡あさぎり町

樺山鍛冶工場
明治37年創業。

 

1968年
生誕。
工学院大学専門学校建築科研究科卒。
樺山鍛冶工場3代目。
2000年
リブラ工房開設。
2002年
渡伊し、鍛造マエストロ、セランティ・ルチアーノ氏のもとで鍛鉄造形の基礎を学ぶ(イタリア・オルヴィエト)。

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樺山明 氏インタビュー記事(2010年頃)

あさぎり町の一角にある樺山鍛冶工場は1904年に樺山武義さんが創業。
現在は孫にあたる明さんが3代目として伝統の技を引き継いでいます。先代の五昭さんまでは、包丁・鎌・斧・ヨキ・ハサミ・鍬・鉈・クサビなど農林業などの道具を主に制作していましたが、明さんがイタリアの鍛造マエストロ セランティ・ルチアーノ氏のもとで鍛鉄造形を修行したことをきっかけに、2000年新たに洋鍛冶部門としてリブラ工房を設立しました。
現在は山林用道具などの需要が少なくなり、包丁やアウトドアナイフなどの他、“ロートアイアン(Wrought Iron)”と呼ばれるどこか懐かしく人の温もりを感じる門扉や手すり・窓格子などの室内外装飾品もオーダーで制作しています。